#13_6 乱数を生成する関数
RandomizeとRnd関数
プログラミングをしていると、ランダムな数値(乱数)を作りたいという場面に出会います。
VBAでも乱数生成は可能で、専用のRnd関数が準備されています。この乱数のデータ型はSingle型(単精度浮動小数点数型)であり、0以上1未満の値をランダムで生成します。
それでは以下に実行例を見ていきましょう。



乱数の範囲を指定する方法
上記の例でも紹介しましたが、「Int((最大値-最小値+1)*Rnd+最小値」という式を利用することで、乱数の範囲を指定することができます。
「最大値-最小値+1」の部分は、その範囲に含まれる整数の個数であり、それに0以上1未満のRndをかけることで0以上「整数の個数」未満の数値になります。
さらにその数値に最小値を加算することで、「最小値」以上「最大値」未満を指定しているのです。
この方法はよく使われるので、覚えておきましょう。