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#13_4 変換をする関数


様々な変換形式

VBAには様々な変換があります。データ型を変更する関数や文字列に含まれる数値を返す関数もあります。さらに、数値を16進数に変換することもできます。

データ型変換関数

まずは指定したデータを、任意のデータ型に変換する関数を紹介します。種類が多いのですが、頭文字がCであることが特長です。以下にその一部を示します。

データ型変換関数 変換の内容
CBool ブール型に変換した値を返す
CByte バイト型に変換した値を返す
CInt 整数型に変換した値を返す
CLong 長整数型に変換した値を返す
CSng 単精度浮動小数点数型に変換した値を返す
CDbl 倍精度浮動小数点数型に変換した値を返す
CStr 文字列型に変換した値を返す
CVar バリアント型に変換した値を返す
CDate 日付型に変換した値を返す
CCur 通過型に変換した値を返す

実際の使用例を以下に示します。他のデータ型変換関数も興味があれば試してみてください。

文字列中の数値を返す関数

文字列データの中に数字以外の文字を見つけると、読み込みを中止してそれ以前に見つけた数値を返すVal関数というものがあります。

ちょっと変わった関数ですが、文字列型数値データから特定の数値を抽出する関数です。

下に例を示します。

数値を16進数・8進数に変換

Hex関数を使えば、様々な任意の数値を16進数に変換することが可能です。また、Oct関数を用いることで、8進数に変換することも可能です。