#13_1 Excelワークシート関数
ワークシート関数を使ってみよう
選択したセルの合計を計算するSUM関数や、セル範囲の中での最大を取得するMAX関数など、Excelに内蔵されているそれらの関数は「ワークシート関数」と呼ばれています。
VBAでワークシート関数を使う際にはApplicationオブジェクトのWorksheetFunctionオブジェクトに対して使用します。



(応用)IF関数も使ってみよう
MAX関数に続いてもう一例だけ紹介します。業務の集計などで使うIF関数です。
例えば以下のようなIF関数を使いたいとします。
これをVBAで実現するためには、Valueプロパティではなく「数式」を意味するFormulaプロパティを使う必要があります。
ここで、文字列に対して二重に「"」で囲んでいるのには理由があります。今回Formulaプロパティに代入するのは単なる文字列ではなく、ダブルクォーテーションも含んだ「"文字列"」という文字列だからです。
まとめると、「"」を文字列を表す記号ではなく、「"」自体を文字列として扱いたい場合には「""」というように2つ重ねる必要があるのです。