#7_2 動的配列の基礎
要素数が分からない配列
前回の配列は宣言ステートメントの中で配列の要素数が確定する、いわゆる「静的配列」でした。それに対し、今回紹介するのは宣言時点では「要素数は未定」とし、マクロの実行中でReDimステートメントで要素数を確定します。
以下の例を見てみましょう。
LBound関数とUBound関数
動的配列は、要素数をマクロの途中で把握する必要があるため、インデックス番号の下限値と上限値を知る必要があります。そこで、大変便利なのが、インデックス番号の下限を取得するLBound関数と、上限を取得するUbound関数です。
使い方は非常に簡単で、LBound(配列変数)、UBound(配列変数)といった具合に関数の引数に配列変数を指定すれば良いだけです。
ちなみに配列の要素数は「UBound(配列変数)-LBound(配列変数)+1」で求まります。
次に、これらの関数を利用した動的配列のマクロを示します。