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#16_2 確認/警告メッセージの操作


ApplicationオブジェクトのDisplayAlertsプロパティ

シートを削除するときなど、Excelでは特定の操作を実行しようとすると、様々な確認/警告メッセージが表示されます。

シート削除以外にも、セルの値などを変更したブックを保存せずに閉じようとしたり、同名のファイルが存在するときに名前をつけて保存しようとした時に表示されます。

この確認あるいは警告メッセージは、マクロでの処理中にも表示されてしまいます。しかし、このメッセージは作業の自動化を著しく妨げる場合があり、マクロ内でメッセージが表示されないようにする必要があります。

メッセージを非表示にするには、ApplicationオブジェクトのDisplayAlertsプロパティにFalseを代入します。

最後の行で、DisplayAlertsプロパティをTrueに戻していますが、このステートメントがなくてもマクロが終了すると自動的にTrueに戻ります。