VBEに表示されるウィンドウ

それではいよいよVBEの説明に入ります。下のような画面が表示されるはずです。それぞれ「プロジェクトウィンドウ」「プロパティウィンドウ」「コードウィンドウ」「イミディエイトウィンドウ」という名称があります。

プロジェクトウィンドウ

現在のExcelで開かれているプロジェクト一覧が表示されます。「Sheet1」や「ThisWorkBook」がプロジェクトになります。

プロパティウィンドウ

対象のオブジェクトの状態が表示されます。後で紹介する「ユーザーフォーム」で大活躍しますが、オブジェクトの名前などを変更できます。

コードウィンドウ

VBEのメインウィンドウ。実際にVBAのコードを記述する画面です。

イミディエイトウィンドウ

VBE画面の下に表示されるウィンドウ。Ctrl+Gでも表示できます。コードのデバッグ等に活用します。

モジュールとプロジェクト

簡単に言えば、「モジュール」＝「マクロを記述するためのシート」のことであり、「標準モジュール」、「クラスモジュール」、「ユーザーフォーム」「Excelオブジェクト」の４種類があります。

また、「プロジェクト」＝「上記４種類のモジュールの集まり」です。

モジュールとプロジェクトの関係は以下の図のように結論づけられます。